このページは、2021年07月〜2026年06月の60か月の月次公開データだけを使った比較記録です。対象は金・白金・原油WTI・銅・日本株です。単位が異なるため、開始月をすべて100として変化率を比べています。

比較対象期間:2021年07月〜2026年06月(60か月)
集計の終了月:2026年06月。日本株指数の公表月に合わせ、全5系列でそろう最後の月を終了月にしています。
相関の計算期間:同じ60か月の月次リターン。途中の異なる期間を混ぜていません。

この比較で確認できること

ここで確認するのは、5年間でどの資産が相対的に強かったか、そして月ごとの上下が同じ方向に動きやすかったかです。相関が高いから将来も同じ動きをする、という意味ではありません。

市場ラボの学び:最初の比較

生徒
生徒
金がいちばん上がっているなら、次も金を買えばいいですか?
市場ラボ博士
市場ラボ博士
まだ決めません。これは過去60か月の結果です。まずは『金が強かった事実』と『ほかの資産との差』を確認し、金利・為替・需要などの背景を別に調べます。

5年間の変化(開始月=100)

対象 開始月=100 終了月の指数 5年間の変化
原油WTI(世界価格) 100.0 113.0 +13.0%
日本株指数(OECD) 100.0 205.4 +105.4%
白金(世界価格) 100.0 158.9 +58.9%
金(世界価格) 100.0 233.8 +133.8%
銅(世界価格) 100.0 143.4 +43.4%

指数が200なら開始月から約2倍、150なら約1.5倍です。ここでは値動きの大きさをそろえて比べており、実際の投資収益や手数料を示す表ではありません。

月次リターンの相関

相関係数は+1に近いほど同じ方向、-1に近いほど反対方向に動きやすかったことを表します。この表では、どの組み合わせを次に詳しく観察するかを選びます。

対象 WTI 日本株 白金
WTI 1.000 -0.101 0.154 0.016 0.084
日本株 -0.101 1.000 0.064 0.010 0.225
白金 0.154 0.064 1.000 0.547 0.567
0.016 0.010 0.547 1.000 0.577
0.084 0.225 0.567 0.577 1.000

市場ラボの学び:次の観察へ

生徒
生徒
相関が高い金と銅は、いつも同じ理由で動くのですか?
市場ラボ博士
市場ラボ博士
いい質問です。結果が同じでも理由は違う場合があります。金は金利やリスク回避、銅は工業需要の影響を受けます。次は『値段の差が普段より広がったか』をZスコアで確認します。

このデータをどう使うか

  • 5年比較:長期で強弱や組み合わせの特徴を確認する。
  • ペア分析:金/白金、金と日本株などの差が最近の平均から離れたかを確認する。
  • 日次分析:日々の変化と限月間スプレッドを記録する。

どのページも売買の結論を自動で出すものではありません。数値・期間・計算条件を残し、後から検証できる形で市場を観察するための研究記録です。

データ出所・更新

金・白金・原油WTI・銅:World Bank Commodity Price Data(Pink Sheet)。日本株指数:OECD/FRED経由。月次データは改定・公表時差により後日変わる場合があります。